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09月25日-04号

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  1. 土岐市議会 2015-09-25
    09月25日-04号


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    平成27年第4回 定例会平成27年第4回土岐市議会定例会会議録===================議事日程 平成27年9月25日(金)午前9時開議第 1 会議録署名議員の指名第 2 議第40号 平成27年度土岐市一般会計補正予算(第2号)第 3 議第41号 平成27年度土岐市介護保険特別会計補正予算(第1号)第 4 議第42号 土岐市税条例の一部を改正する条例について第 5 議第43号 土岐市個人情報保護条例の一部を改正する条例について第 6 議第44号 土岐市手数料徴収条例の一部を改正する条例について第 7 議第47号 財産の取得について第 8 議第48号 土岐市指定金融機関の指定について第 9 議第49号 第六次土岐市総合計画基本構想について第10 議第50号 平成26年度土岐市一般会計決算の認定について第11 議第51号 平成26年度土岐市下水道事業特別会計決算の認定について第12 議第52号 平成26年度土岐市国民健康保険特別会計決算の認定について第13 議第53号 平成26年度土岐市自動車駐車場事業特別会計決算の認定について第14 議第54号 平成26年度土岐市介護保険特別会計決算の認定について第15 議第55号 平成26年度土岐市農業集落排水事業特別会計決算の認定について第16 議第56号 平成26年度土岐市・瑞浪市介護認定審査会特別会計決算の認定について第17 議第57号 平成26年度土岐市・瑞浪市障害者総合支援認定審査会特別会計決算の認定について第18 議第58号 平成26年度土岐市後期高齢者医療保険特別会計決算の認定について第19 議第59号 平成26年度土岐市病院事業会計決算の認定について第20 議第60号 平成26年度土岐市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について =====================本日の会議に付した事件日程第 1 会議録署名議員の指名日程第 2 議第40号から日程第20 議第60号追加日程 議第61号及び議第62号追加日程 議員提出第6号追加日程 第1常任委員会及び第2常任委員会の閉会中の継続調査について ===================== 出席議員18名  1番           小関篤司君  2番           水石玲子君  3番           水野哲男君  4番           各務和彦君  5番           和田悦子君  6番           北谷峰二君  7番           鈴木正義君  8番           山田正和君  9番           後藤久男君 10番           加藤淳一君 11番           加藤辰亥君 12番           楓 博元君 13番           杉浦司美君 14番           渡邉 隆君 15番           高井由美子君 16番           山内房壽君 17番           小栗恒雄君 18番           西尾隆久君 =====================欠席議員 なし =====================説明のため出席した者の職氏名 市長            加藤靖也君 副市長           小島三明君 総務部長          加藤淳司君 市民部長          水野龍雄君 経済環境部長        水野昭敏君 建設部長          井口暢正君 水道部長          水野隆則君 会計管理者         下原孝一君 総合病院事務局長      大野剛司君 消防長           加藤喜久君 総務部次長兼総務課長    鷲見直人君 市民部次長高齢介護課長  酒井幸昌君 建設部次長都市計画課長  北神俊博君 水道部次長兼水道課長    菅内厚視君 秘書広報課長        水野健治君 総合政策課長        林 洋昭君 管財課長          石川博敏君 教育長           山田恭正君 教育委員会事務局長     小林京子君 教育次長兼学校教育課長   本多直也君 =====================議会事務局職員出席者 局長            土屋敏則君 次長            林 孝至君 課長補佐          鵜飼保仁君 ===================== 午前 8時59分開議 ○議長(西尾隆久君) 皆さん、おはようございます。 ただいまから、去る9月3日に引き続き、本日の会議を開きます。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(西尾隆久君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、各務和彦君及び和田悦子君を指名いたします。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(西尾隆久君) この際、事務局長に諸般の報告をいたさせます。 ◎議会事務局長(土屋敏則君) 諸般の報告をいたします。 初めに教育委員会から、教育委員会に関する事務の管理及び執行状況の点検及び評価報告書についての提出がありましたので、お手元に配付しておきました。 また、今期定例会の2日目に各常任委員会に付託をされました案件の審査結果報告書及び本日の会議に説明員として出席報告のありました方々の職・氏名一覧表をお手元に配付しておきましたので、よろしくお願いいたします。以上でございます。 ○議長(西尾隆久君) 諸般の報告につきましては、ただいま事務局長の申し上げたとおりでありますので、ご了承願います。 ここで暫時休憩いたします。 午前 9時01分休憩 ―――――――――――――――――――――――― 午前 9時39分再開 ○議長(西尾隆久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより議案の審議に入ります。 日程第2 議第40号 平成27年度土岐市一般会計補正予算(第2号)から日程第20 議第60号 平成26年度土岐市水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてまでの19件を一括して議題といたします。 ただいま議題となりました19件につきましては、去る9月2日、今期定例会2日目の本会議において、それぞれ各常任委員会に休会中の内部審査を付託してありますので、その結果について委員会の開催順に委員長の報告を求めます。 第2常任委員会委員長 加藤淳一君。  〔第2常任委員長 加藤淳一君登壇〕 ◆第2常任委員長(加藤淳一君) 第2常任委員会委員長報告を申し上げます。 今期定例会第2日目の本会議におきまして、我々第2常任委員会に休会中の審査を付託されました案件につきまして、去る9月7日、8日の2日間にわたり委員会を開き、慎重に審査を行いましたので、その経過と結果についてご報告を申し上げます。 初めに、議第40号 平成27年度土岐市一般会計補正予算(第2号)の所管部分について、執行部から説明があり、農業振興費担い手経営発展支援事業に対する補助金30万円の積算内容はとの質疑がなされ、執行部から、法人登記に要する謝金等の事務費である旨の答弁があり、続いて、観光費の東濃ぐるりん観光事業負担金について質疑がなされ、執行部から、国の地方創生先行型の上乗せ分を利用し、広域連携による観光PRをしていくものである旨の答弁があり、本件については、原案のとおり可決すべきものと全会一致で決しました。 次に、議第50号 平成26年度土岐市一般会計決算の認定についての所管部分について、執行部から説明があり、農業振興費青年就労給付金が前年度比75万円の増となっているが、その理由はとの質疑がなされ、執行部から、国の景気対策の一環として、平成27年度の1期分を前倒しする形で平成26年度に執行したことによるものである旨の答弁があり、続いて林業振興費有害鳥獣対策について、捕獲駆除数の現状分析はとの質疑がなされ、執行部から、イノシシ等わなにかかる頭数は減ってきているが、それをもって有害鳥獣が減少しているかどうかについては把握できていない状況であり、今後の推移を見守りたい旨の答弁があり、続いて美濃焼産業活性化事業プレミアムブック作成業務について質疑がなされ、執行部から、つくり手の思いや魅力あふれるこだわりの作品を紹介した冊子を1万部作成し、各種イベント会場で配付するなど美濃焼のPRに努めた旨の答弁があり、続いて観光大使委嘱事業の効果はとの質疑がなされ、執行部から、東京ドームで開催のテーブルウエアフェスティバルにおいてトークショーを催行するなど各種イベントヘの出演によるメディア的な宣伝効果が顕著であった旨の答弁があり、続いて住宅使用料収入未済額の内訳はとの質疑がなされ、執行部から、総額2,043万3,493円のうち現年度分は48万3,820円であり、残りは過年度分である旨の答弁があり、続いて街路事業費について、平成27年度に繰り延べしたフォローアップ調査の内容はとの質疑がなされ、執行部から、歩行者の交通量、まちづくり活動の参加者数、地区内の公共施設耐震化率を調査するものである旨の答弁があり、続いて妻木南部土地区画整理事業の進捗状況はとの質疑がなされ、執行部から、補償交渉に若干のおくれはあるが、計画全体に変更はない旨の答弁があり、続いて笠神公園の整備状況について質疑がなされ、執行部から、市民プールの解体は終了しており、今後、公園の整備に着手する予定である旨の答弁があり、続いて学校建設費監視カメラ更新事業について、個人情報保護に関する条項はあるのかとの質疑がなされ、執行部から、情報セキュリティーを確保する条項が仕様書に定めてある旨の答弁があり、続いて教育振興費の夢の教室の効果はとの質疑がなされ、執行部から、夢を持ちにくい子供たちが将来に憧れを持ち、自分の将来について考えるきっかけづくりとなった旨の答弁があり、続いて文化振興費の委託料について、不用額が2,200万円程あるが、その理由はとの質疑がなされ、執行部から、文化振興事業団への委託による精算戻入であり、文化振興事業団のコスト意識、効率のよい運営の結果としての不用額である旨の答弁があり、続いて美濃陶磁歴史館費陶磁資料購入について、その査定方法はとの質疑がなされ、執行部から、審査員2名による資料の確認、調書の提出等厳密かつ厳正な審査結果をもとに執行している旨の答弁があり、続いて環境センター職員及び給食センター職員の人件費について、電源立地地域対策交付金が充当された職員の数はとの質疑がなされ、執行部から、環境センターについては技能員30名、給食センターについては調理員20名である旨の答弁がありました。 以上、質疑終了後、討論に入り、電源立地地域対策交付金を市職員の人件費に充てることは適正でないとの思いから、この決算には賛成できないとの討論がありました。 採決の結果、本件については原案のとおり認定すべきものと賛成多数で決しました。 次に、議第51号 平成26年度土岐市下水道事業特別会計決算の認定について、執行部から説明があり、本件については原案のとおり認定すべきものと全会一致で決しました。 次に、議第53号 平成26年度土岐市自動車駐車場事業特別会計決算の認定について、執行部から説明があり、駅前駐車場の雇用形態はとの質疑がなされ、執行部から、障害者雇用を中心に行っている旨の答弁があり、本件については原案のとおり認定すべきものと全会一致で決しました。 次に、議第55号 平成26年度土岐市農業集落排水事業特別会計決算の認定について、執行部から説明があり、水洗化率は何%かとの質疑がなされ、執行部から、平成26年度末で60.5%である旨の答弁があり、本件については原案のとおり認定すべきものと全会一致で決しました。 次に、議第60号 平成26年度土岐市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、執行部から説明があり、一般会計からの補助金について質疑がなされ、執行部から、この補助金は濃南地区への管布設に対する補填であり、今後については償却が進めば減少する旨の答弁があり、本件については原案のとおり可決及び認定すべきものと全会一致で決しました。 以上が、我々第2常任委員会の審査結果でございます。何とぞ我々委員会の審査結果にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長の報告といたします。よろしくお願いします。 ○議長(西尾隆久君) 第1常任委員会委員長 後藤久男君。  〔第1常任委員長 後藤久男君登壇〕 ◆第1常任委員長(後藤久男君) 第1常任委員会委員長報告を申し上げます。 今期定例会第2日目の本会議におきまして、我々第1常任委員会に休会中の審査を付託されました案件につきまして、去る9月9日から11日までの3日間にわたり委員会を開き、慎重に審査を行いましたので、その経過と結果についてご報告を申し上げます。 初めに、議第40号 平成27年度土岐市一般会計補正予算(第2号)の所管部分について、執行部から説明があり、番号制度システム改修費について、システム改修費用は今後も発生するのかとの質疑がなされ、執行部から、年金機構の情報流出問題もあり、セキュリティー対策に費用がかかると予想される旨の答弁があり、続いて生活困窮者自立支援事業について、運営主体と補助対象事業はとの質疑がなされ、執行部から、NPO法人に委託する予定であり、備品購入費及びアルバイト職員の人件費が主なものである旨の答弁がありました。 以上、質疑終了後、討論に入り、個人情報保護対策に問題がある番号制度の予算が含まれるこの補正予算には反対する旨の討論があり、続いて特定個人情報保護評価についての取り組みは進んでいるため、この補正予算に賛成する旨の討論がありました。 採決の結果、本件については原案のとおり可決すべきものと賛成多数で決しました。 次に、議第41号 平成27年度土岐市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、執行部から説明があり、本件については原案のとおり可決すべきものと全会一致で決しました。 次に、議第42号 土岐市税条例の一部を改正する条例について、執行部から説明があり、個人番号または法人番号を有しない者とはどういう者かとの質疑がなされ、執行部から、個人番号を有しない者とは、海外転出者のような住民基本台帳に登録されていない者で、法人番号を有しない者とは、個人事業主のことである旨の答弁がありました。 以上、質疑終了後、討論に入り、情報漏えいによるプライバシー侵害や犯罪に悪用されるおそれのある番号制度の導入に伴う市民税等の事務手続に個人番号または法人番号を求める改正であるこの条例には反対する旨の討論があり、続いて番号制度に係る市民の懸念に速やかに対処することを要望し、この条例に賛成する旨の討論がありました。 採決の結果、本件については原案のとおり可決すべきものと賛成多数で決しました。 次に、議第43号 土岐市個人情報保護条例の一部を改正する条例について、執行部から説明があり、本件については、原案のとおり可決すべきものと全会一致で決しました。 次に、議第44号 土岐市手数料徴収条例の一部を改正する条例について、執行部から説明があり、個人番号カードの再発行手数料の算出根拠はとの質疑がなされ、執行部から、国が提示した金額をもとにしている旨の答弁がありました。 以上、質疑終了後、討論に入り、情報漏えいによるプライバシー侵害の危険や莫大な費用がかかる番号制度の導入に伴うこの条例には反対する旨の討論がありました。 採決の結果、本件については原案のとおり可決すべきものと賛成多数で決しました。 次に、議第47号 財産の取得について、執行部から説明があり、本件については原案のとおり可決すべきものと全会一致で決しました。 次に、議第48号 土岐市指定金融機関の指定について、執行部から説明があり、本件については原案のとおり可決すべきものと全会一致で決しました。 次に、議第49号 第六次土岐市総合計画基本構想について、執行部から説明があり、総合病院や保育園等重要施策の今後方針が基本構想からは読み取りにくいのではないかとの質疑がなされ、執行部から、基本構想と実施計画の2層構造とし、個別計画も基本構想の下位計画として位置づけている旨の答弁がありました。 以上、質疑終了後、討論に入り、基本計画がなくなり、施策が抽象的でわかりづらいこの構想には反対する旨の討論があり、続いて個別施策については各論でしっかり議論するものであり、この構想に賛成する旨の討論がありました。 採決の結果、本件については原案のとおり可決すべきものと賛成多数で決しました。 次に、議第50号 平成26年度土岐市一般会計決算の認定についての所管部分について、執行部から説明があり、歳入について、消防費補助金の充当先について質疑がなされ、執行部から、電源立地地域対策交付金として消防職員の人件費に、市町村振興補助金として防災関連経費へ充当される旨の答弁があり、続いて歳出について、老人ホーム費について、恵風荘の施設入所率が低下しているが、今後の方針はとの質疑がなされ、執行部から、平成29年度をめどに指定管理に切りかえる方向で検討している旨の答弁があり、続いて児童福祉総務費ファミリーサポートセンター事業の利用実績について質疑がなされ、執行部から、516件、実働時間が1,010時間である旨の答弁があり、続いて病後児保育事業の利用実績について質疑がなされ、執行部から、登録者は31名で、利用実績は5件である旨の答弁がありました。 以上、質疑終了後、討論に入り、個人情報保護対策に問題がある番号制度の執行が含まれるこの決算には反対する旨の討論がありました。 採決の結果、本件については原案のとおり認定すべきものと賛成多数で決しました。 次に、議第52号 平成26年度土岐市国民健康保険特別会計決算の認定について、執行部から説明があり、国民健康保険料の軽減世帯の割合はとの質疑がなされ、執行部から、平成26年度末で60%である旨の答弁がありました。 以上、質疑終了後、討論に入り、低所得者の加入率が高い国民健康保険では保険料の引き下げを行うことが重要であり、保険料の引き上げと前期高齢者窓口負担増を盛り込んだこの決算には反対する旨の討論がありました。 採決の結果、本件については原案のとおり認定すべきものと賛成多数で決しました。 次に、議第54号 平成26年度土岐市介護保険特別会計決算の認定について、執行部から説明があり、地域支援事業の任意事業の不用額について質疑がなされ、執行部から、ふれあいサロンが8カ所増で見込んでいたが、1カ所の増にとどまった旨の答弁がありました。 以上、質疑終了後、討論に入り、要支援者への介護予防サービスにおいて、当初予算より18.7%もの不用額を出しているこの決算には反対する旨の討論がありました。 採決の結果、本件については原案のとおり認定すべきものと賛成多数で決しました。 次に、議第56号 平成26年度土岐市・瑞浪市介護認定審査会特別会計決算の認定について、執行部から説明があり、本件については原案のとおり認定すべきものと全会一致で決しました。 次に、議第57号 平成26年度土岐市・瑞浪市障害者総合支援認定審査会特別会計決算の認定について、執行部から説明があり、本件については原案のとおり認定すべきものと全会一致で決しました。 次に、議第58号 平成26年度土岐市後期高齢者医療保険特別会計決算の認定について、執行部から説明があり、収入未済額不納欠損額ともに増加しているが、保険料上昇による低所得者への影響はとの質疑がなされ、執行部から、生活困窮等により納付ができない方は278名である旨の答弁がありました。 以上、質疑終了後、討論に入り、年齢による差別医療と言える後期高齢者医療保険制度は一日も早く廃止すべきであり、高齢者への保険料負担増窓口負担増を強いるこの決算には反対する旨の討論がありました。 採決の結果、本件については原案のとおり認定すべきものと賛成多数で決しました。 次に、議第59号 平成26年度土岐市病院事業会計決算の認定について、執行部から説明があり、平均在院日数が前年比で伸びている理由はとの質疑がなされ、執行部から、昨年8月から1病棟を地域包括ケア病棟としたことにより在院日数が伸びている旨の答弁があり、続いて決算の総括として、課題や今後についてどのように分析しているかとの質疑がなされ、執行部から、医師不足が赤字の大きな要因であり、医師確保に努めていきたい旨の答弁があり、続いてやすらぎの入所率が下がっている要因はとの質疑があり、執行部から、介護職員の不足と利用者のニーズにより適合している特別養護老人ホームへ入所者が流れていることが考えられる旨の答弁がありました。 採決の結果、本件については原案のとおり認定すべきものと賛成多数で決しました。 以上が、我々第1常任委員会の審査結果でございます。何とぞ我々委員会の審査結果にご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、委員長の報告といたします。 ○議長(西尾隆久君) ここで暫時休憩いたします。 ただいまの委員長報告に対して質疑のある方は、休憩中に通告書を提出してください。討論についても同様にお願いいたします。 午前10時08分休憩 ―――――――――――――――――――――――― 午前10時08分再開 ○議長(西尾隆久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。 ただいまのところ、質疑の通告はありません。 質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西尾隆久君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 これより、議案を分割して討論、採決を行います。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(西尾隆久君) 日程第2 議第40号 平成27年度土岐市一般会計補正予算(第2号)について、討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。 1番 小関篤司君。  〔1番 小関篤司君登壇〕 ◆1番(小関篤司君) おはようございます。 それでは、議第40号 平成27年度土岐市一般会計補正予算について、反対討論を行います。 この予算は、マイナンバー制度の導入に伴い、歳入で社会保障税番号制度システム整備通知カード交付事務費補助金を受け、歳出で電算システム管理運営経費戸籍住民基本台帳臨時経費を計上するものであります。 このマイナンバー制度には、個人情報保護の措置として、一般質問でも紹介されました特定個人情報保護評価で個人情報を保有する前にリスク分析を行い、事前に保護措置を検討しようというものがありますが、これについて不十分であると考えます。それは、自治体が保有する幾つもの個人情報のうち、ことし10月からの番号通知に不可欠な住民基本台帳のシステムが最も早いシステム改修が求められており、システムのテスト運用など準備期間を含めて、総務省はことし7月の仮附番に間に合わせるために、3月末までのシステム改修を求めてきました。実際に95.8%の自治体が改修を終了したと見込まれています。しかし、システム改修以前に行うことが求められている特定個人情報保護評価の提出は、5割強の自治体しかできていませんでした。これに配慮して、政府はこの原則を守らなくてもいいように経過措置を設けました。土岐市でも、去年9月からのシステム改修を開始しましたが、保護評価の公表はことしの3月末です。さらに、根本的問題として、土岐市も含め第三者によるチェックがない基本項目評価のみの自治体が91%と大半であることも問題と言えます。さらに、去年6月の日本年金機構から125万件に及ぶ個人情報が流出するという事件は、マイナンバー制度の根幹を揺さぶる問題であります。 この事件は、個人情報を保管している基幹ネットワークからインターネットにつながっている情報系ネットワークに個人情報を移して作業をしていたため、標的型の不正プログラムによって攻撃されたことがもとで発生しました。この対策としては、個人情報を保管しているものをインターネットにつながないことです。しかし、自治体の基幹ネットワーク情報系ネットワークの接続状況について総務省が調査したところ、至急対策が求められる自治体が一定数存在することがわかりました。 この調査を受けて、総務省はガイドラインを改訂し、不正アクセスの標的型攻撃を対策すべきと提示しました。このガイドラインを見て初めて対策に乗り出す自治体もあり、この点からも自治体の対策のおくれは明らかです。その中で、このマイナンバー制度利用を拡大させようとするのは言語道断だと言わなくてはいけません。 以上の理由から、個人情報保護の対策において、国から厳しいスケジュールを押しつけられて、既に保護の原則もねじ曲げられ、保護対策に問題があるマイナンバーに関する事項が含まれている補正予算には反対いたします。 ○議長(西尾隆久君) 3番 水野哲男君。  〔3番 水野哲男君登壇〕 ◆3番(水野哲男君) それでは、議第40号 平成27年度土岐市一般会計補正予算(第2号)について、委員長報告に対する賛成討論を行います。 今回の補正は、社会保障・税番号制度に対応する電算システム改修や、身障デイサービスセンター入浴装置更新、生活困窮者自立支援事業費等の追加や、債務負担行為の限度額の変更等を行うものです。 委員会においては、社会保障・税番号制度自体について異論を唱える意見が述べられていましたが、今回の補正では、国が進める社会保障・税番号制度の実施に必要不可欠なものであり、本市においても同制度が適正かつ円滑に開始することができるような措置を講じるために必要不可欠なものであると考えます。 本補正予算は、市民の福祉、生活の利便性を高めるための補正であると考え、委員長の報告のとおり可決すべきであり、賛成をいたします。以上です。 ○議長(西尾隆久君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西尾隆久君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成・反対の投票ボタンを押してください。 投票を終結します。 投票結果を報告いたします。投票総数17人、賛成16人、反対1人。 賛成多数であります。よって、議第40号議案は原案のとおり可決することに決しました。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(西尾隆久君) 次に、日程第3 議第41号 平成27年度土岐市介護保険特別会計補正予算(第1号)について討論を行います。 ただいまのところ、討論の通告はありません。 討論はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(西尾隆久君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、可決であります。 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成・反対の投票ボタンを押してください。 投票を終結します。 投票結果を報告いたします。投票総数17人、賛成17人。 賛成全員であります。よって、議第41号議案は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(西尾隆久君) 次に、日程第4 議第42号 土岐市税条例の一部を改正する条例について討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。 1番 小関篤司君。  〔1番 小関篤司君登壇〕 ◆1番(小関篤司君) それでは、議第42号 土岐市税条例の一部を改正する条例について、反対討論を行います。 この条例は、マイナンバー制度の導入に伴い、市民税、固定資産税、軽自動車税等の事務手続に個人番号または法人番号を求める改正であります。マイナンバー制度の最大の懸念は、情報漏えいによるプライバシー侵害や、犯罪に悪用されることです。アメリカや韓国では、共通番号と個人番号がセットで大量流出し、プライバシー侵害、犯罪利用、成り済まし被害が横行して社会問題となっています。アメリカでは、州法による利用規制が始まり、韓国も利用範囲を限定する法規制が実施され、共通番号を見直す動きが迫っております。ドイツでは、人格の尊厳、人格権の侵害をする制度として1976年に廃案となりました。 しかし、ワンストップサービス化は取り組まれ、共通番号なしに引っ越しは転出先の自治体に1回申請するのみで、旧住所の住民登録や各社会保障機関、郵便局、自動車登録にもオンラインで行えるようになっています。ほかにも、フランスやイギリスでも検討されましたが、廃案となりました。IT先進国の政府機関や大企業も情報漏えいを防げず、民間で普及し始めると制度見直しや中止が困難という問題点も出ており、世界的に見直しや廃止されている事実を日本でも教訓とすべきです。 以上の理由から、マイナンバー制度導入のための条例に反対であります。 ○議長(西尾隆久君) 3番 水野哲男君。  〔3番 水野哲男君登壇〕 ◆3番(水野哲男君) それでは、議第42号 土岐市税条例の一部を改正する条例について、委員長報告に対する賛成討論を行います。 本議案は、地方税法等の一部改正や、本年10月5日から施行される行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に伴い提案されたもので、法律との整合性の確保や、今後の税務行政を効率的に行うため賛成をするものでございますが、特に、個人番号の取り扱いについては不安視している市民もいますので、積極的なPRと丁寧な説明に心がけ、さらに個人番号の管理を徹底していただき、この制度が市民にとってよい施策となるよう努めていただくことをお願いいたしまして、賛成といたします。以上です。 ○議長(西尾隆久君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西尾隆久君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成・反対の投票ボタンを押してください。 投票を終結いたします。 投票結果を報告いたします。投票総数17人、賛成16人、反対1人。 賛成多数であります。よって、議第42号議案は原案のとおり可決することに決しました。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(西尾隆久君) 次に、日程第5 議第43号 土岐市個人情報保護条例の一部を改正する条例について討論を行います。 ただいまのところ、討論の通告はありません。 討論はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西尾隆久君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成・反対の投票ボタンを押してください。 投票を終結します。 投票結果を報告いたします。投票総数17人、賛成17人。 賛成全員であります。よって、議第43号議案は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(西尾隆久君) 次に、日程第6 議第44号 土岐市手数料徴収条例の一部を改正する条例について討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。 1番 小関篤司君。  〔1番 小関篤司君登壇〕 ◆1番(小関篤司君) それでは、議第44号 土岐市手数料徴収条例の一部を改正する条例について、反対討論を行います。 この条例は、マイナンバー制度の導入に伴い通知番号や個人番号カードの再発行に係る手数料を定める条例でありますが、このマイナンバー制度は、情報漏えいによるプライバシー侵害の危険や莫大なコストがかかると開始前から疑問視する声があります。 カード発行経費の発行事業と事務経費を合わせて、日本全体で483億2,000万円が見込まれています。自治体にとってもシステム改修等の制度施行に向けて業務が拡大、増大することになりますし、カード交付の一部を除いて、それらの費用がカバーされていないことで自治体の費用負担も多く発生します。 さらに、企業には補助金はなく、多くの費用負担を強いられることにより、経営を圧迫することは避けられません。市民に対しても番号の管理が求められ、認知症の患者や介護施設の利用者などが本当に管理できるのか、大きな疑問であります。これが新たな犯罪に利用されるおそれがあります。この制度は、市民にとってメリットよりもリスクのほうがはるかに大きいので、国が決めた制度であってもこの条例に反対いたします。 ○議長(西尾隆久君) 3番 水野哲男君。  〔3番 水野哲男君登壇〕 ◆3番(水野哲男君) それでは、議第44号 土岐市手数料徴収条例の一部を改正する条例について、委員長報告に対する賛成討論を行います。 今回の条例改正は、法律の規定に基づく通知カード及び個人番号カードの再交付のための手数料等を定めたものであります。 平成27年10月以降に交付される通知カード等の再交付に要する費用は、市の負担となります。このサービスの対価として適切な手数料を徴収することは、地方自治法第227条に規定されております。 今回、受益と負担の公平性を確保するため、再交付手数料を定めたものでありますので、この条例改正に賛成をいたします。以上です。 ○議長(西尾隆久君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西尾隆久君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成・反対の投票ボタンを押してください。 投票を終結します。 投票結果を報告いたします。投票総数17人、賛成16人、反対1人。 賛成多数であります。よって、議第44号議案は原案のとおり可決することに決しました。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(西尾隆久君) 次に、日程第7 議第47号 財産の取得について及び日程第8 議第48号 土岐市指定金融機関の指定についての2件について一括して討論を行います。 ただいまのところ、討論の通告はありません。 討論はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西尾隆久君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本2件に対する委員長の報告は、可決であります。 本2件は、委員長の報告のとおり決することに賛成・反対の投票ボタンを押してください。 投票を終結します。 投票結果を報告いたします。投票総数17人、賛成17人。 賛成全員であります。よって、議第47号議案及び議第48号議案は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(西尾隆久君) 次に、日程第9 議第49号 第六次土岐市総合計画基本構想について討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。 1番 小関篤司君。  〔1番 小関篤司君登壇〕 ◆1番(小関篤司君) それでは、議第49号 第六次土岐市総合計画基本構想について、反対討論を行います。 今後10年の計画であります。さまざまな面で満遍なくつくられていますが、今回から基本計画がなくなったことで、具体的にどういったまちにしていきたいのか、市民の気になっている総合病院や駅前周辺整備について抽象的であり、保育園の統廃合や市営住宅の取り壊し計画も伝わりづらくなっております。 今回の計画では、客観指標と主観指標を新たに取り入れられました。こういった目標を達成するには、効果的な計画と施策が必要不可欠であります。今後10年という大事な計画ですので、市民からもわかりやすく、議会で具体的な審議をするためにも実施計画がなくてはできません。総合計画は、基本計画と実施計画を一緒に提示していただく必要があると考えますので、この基本構想だけの総合計画では賛成することはできません。 ○議長(西尾隆久君) 3番 水野哲男君。  〔3番 水野哲男君登壇〕 ◆3番(水野哲男君) それでは、議第49号 第六次土岐市総合計画基本構想について、委員長報告に対する賛成討論を行います。 第六次土岐市総合計画は、目まぐるしい社会情勢の変化に適応するために必要となる施策を適切なタイミングで実施することが求められることから、第五次土岐市総合計画の基本構想・基本計画・実施計画という3層構造ではなく、基本構想・実施計画の2階層で構成され、非常にわかりやすいものになっております。 今後は、各分野で策定される個別計画や実施計画において具体的な事業を明確にすることで、市民にわかりやすい市政運営を行っていただくことを期待いたしまして、賛成をいたします。以上です。 ○議長(西尾隆久君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西尾隆久君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成・反対の投票ボタンを押してください。 投票を終結します。 投票結果を報告いたします。投票総数17人、賛成16人、反対1人。 賛成多数であります。よって、議第49号議案は原案のとおり可決することに決しました。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(西尾隆久君) 次に、日程第10 議第50号 平成26年度土岐市一般会計決算の認定について討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。 17番 小栗恒雄君。  〔17番 小栗恒雄君登壇〕 ◆17番(小栗恒雄君) 議第50号 平成26年度土岐市一般会計決算の認定について、委員長報告に対し反対討論をさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。 私は、平成26年度土岐市一般会計につきましては、おおむね適正に予算執行されているのではないかと考えております。私が反対する点は、これまでも一般会計予算や一般会計決算に反対してきたことの繰り返しになりますが、電源立地地域対策交付金による予算執行の状況の1点だけであります。その電源立地地域対策交付金は、平成26年度一般会計決算におきましても、消防署職員さん、保育園保育士さん、環境センター清掃職員さん、給食センター調理員さんの給与などの財源として執行されているからであります。土岐市政では、義務的経費であるはずの人件費を安易に先取りするかのように、電源立地地域対策交付金で賄っているかのように、厳しい経済状況にある民間の目には、残念ながらそのように映ってみえます。そうなると、市民は主権者は誰なのか、市職員と市民の対図が逆転しているかのように見えてしまい、市民はやるせない気持ちになってしまいます。私には、このような点から市民感情と市政が大きくかけ離れている現状があるような気がいたしてなりません。 その結果として、平成26年度土岐市一般会計決算でも何のためらいもなく電源立地地域対策交付金で現業職の職員の給与の財源に充てられたのであります。電源立地地域対策交付金の本来の目的は、発電用施設の設置及び運転の円滑化を目的に、発電用施設の市周辺地域における工業施設の整備等や地域住民の福祉の向上等を図るために、当該都道府県市町村等に交付されてまいりました。 しかし、いつしか公務員の給与にでも使えるようにできてきています。なぜ発電施設とほとんど無縁の瑞浪市と、その周辺の土岐市にまで電源立地地域対策交付金が交付されるのか。その目的はただ一つ、瑞浪超深地層研究所の高レベル放射性廃棄物の地下処分の研究のためであります。 発電用施設関係のはずの交付金が、高レベル放射性廃棄物までにも対象となっています。言いかえますと、土岐市に交付されている電源立地地域対策交付金は、高レベル放射性廃棄物処分等を目的とした交付金と言えます。我々は、ここをしっかりと自覚しなければなりません。お金には色がついていないから、もらえるものは何でももらっておいたほうがいいという人もいますが、それは大変大きな間違いであります。 なぜ中央が電源立地地域対策交付金をあえて市職員の給与の財源に使わせるのか、またこの狙いはどこにあるのか、中央が高レベル放射性廃棄物処分場に関係する施設を設置しようとしたとき、その地域の自治体や首長に反対しにくい環境を整える目的が見え隠れいたします。そのことを我々は忘れてはなりません。 政府が5月22日、最終処分場の選定を政府主導で進める方針を閣議決定いたしました。また、10年前に当時の核燃機構が開示しました高レベル放射性廃棄物処分場の候補地として、岐阜県内では瑞浪市、中津川市、恵那市が上げられており、しかも瑞浪市の瑞浪超深地層研究所の敷地内には、現に深さ500メートルの穴が存在しており、瑞浪市が適地とされたため、市民は政治判断で瑞浪市が適地として押しつけられるんじゃないかと警戒、大変心配しております。私は、この市民の警戒や心配は非常に重いものと受けとめ、電源立地地域対策交付金が市職員の給与の財源として使われることが平成26年土岐市一般会計の認定について反対する根拠でございます。 私は、この3月の本会議までは、電源立地地域対策交付金を市の職員の給与に使うのはなく、市民生活の向上につながる行政サービスや、高齢者や子育て世帯及び障害者など皆様のための施策に使うなら理解できると申し上げてきましたが、最終処分場の選定を政府主導で進める方針となった以上、電源立地地域対策交付金は大変危うい交付金の色合いが強くなってまいりました。今からでも遅くありません。電源立地交付金を辞退すべきこともあわせて提言させていただき、平成26年度土岐市一般会計決算の認定については反対とし、委員長報告に対する反対討論とさせていただきます。 ○議長(西尾隆久君) 4番 各務和彦君。  〔4番 各務和彦君登壇〕 ◆4番(各務和彦君) それでは、議第50号 平成26年度土岐市一般会計決算の認定について、委員長報告に対する賛成討論を行います。 平成26年度一般会計の財政分析指標を見ますと、財政力指数は0.61、経常収支比率は87.3と、ともに前年度対比で改善されております。また、健全化判断比率である実質公債費比率、実質赤字比率、連結実質赤字比率及び将来負担比率の全ての指標は健全段階にあります。 歳入では、根幹である市税が前年度対比で3.0%の増収となり、企業誘致の成果が見受けられます。 一方、歳出では、濃南小学校建設、消防救急デジタル化など教育環境の充実、消防力の向上などの重点施策が実施されました。 さて、先ほどの反対討論においては、電源立地地域対策交付金についてるる意見を述べられておりましたが、電源立地地域対策交付金の使途については、発電用施設周辺地域整備法施行令及び岐阜県電源立地地域対策交付金交付要綱にのっとり、地域活性化事業である地域福祉サービス事業・環境保全事業・地域の利便性向上に資する事業に適正に執行されており、反対の理由は見当たりません。 また、今期定例会一般質問において、加藤市長は最終処分場の受け入れは拒否すると明言されております。そのことに関して、議員として冷静に判断し、不安を持ってみえる市民に対してまずは説明責任を果たすべきではないでしょうか。市民から言われたからといって持論を議場で述べられる前に、市民への説明責任を果たすことが議員としての責務であると思いますが、責務を果たさずして市民の不安をあおるのはいかがなものかと思います。 また、決算についておおむね適正に計上されていると言いながら反対を表明されるといった曖昧な発言は、負託をされた市民に対して無責任ではないでしょうか。 話がそれましたが、福祉・教育・防災・基盤整備など、幅広い分野において市民の安全・安心のために必要な歳入を確保し、的確に執行されたものと判断し、本決算について委員長報告のとおり認定すべきものと賛成いたします。以上です。 ○議長(西尾隆久君) 1番 小関篤司君。  〔1番 小関篤司君登壇〕 ◆1番(小関篤司君) それでは、議第50号 平成26年度土岐市一般会計決算の認定について、反対討論を行います。 今回の決算には、マイナンバー法が成立して地方自治体でのシステム改修への予算が盛り込まれました。このマイナンバー制度で税と社会保障の個人情報を一括管理し、徴税強化、社会保障給付の抑制を狙っていること、そして国民監視の危険性や、個人情報漏えいでプライバシーの侵害や新たな犯罪に悪用されることを大変心配をしております。 次に、先ほども話がありました電源立地交付金については、最終処分場の選定が公募から選定に変わったことも大変大きな変化です。使用用途にかかわらず、当初から受け取りに反対してきた日本共産党として、この交付金が政治判断の材料や押しつけに利用されるのではないかという考えがあります。次回からでも受け取り拒否することがこれまで以上に必要になってまいりました。つけ加えて、老朽化や廃炉、廃棄物の処分について課題がある原発政策を見直し、新たなエネルギー政策に転換も必要だと考えます。 最後に、全国的に非正規労働者の拡大と低所得の若年層がふえていることが問題となっている中で、安心して土岐市で暮らして家族をつくり、定住するには、安定した収入と継続できる仕事が重要ですが、保育園の保育士は半分以上が非正規であり、この状況を解決しなくてはなりません。以上の理由から、決算には賛成できません。 ○議長(西尾隆久君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西尾隆久君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成・反対の投票ボタンを押してください。 投票を終結します。 投票結果を報告いたします。投票総数17人、賛成14人、反対3人。 賛成多数であります。よって、議第50号議案は原案のとおり認定することに決しました。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(西尾隆久君) 次に、日程第11 議第51号 平成26年度土岐市下水道事業特別会計決算の認定について、討論を行います。 ただいまのところ、討論の通告はありません。 討論はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西尾隆久君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成・反対の投票ボタンを押してください。 投票を終結します。 投票結果を報告いたします。投票総数17人、賛成17人。 賛成全員であります。よって、議第51号議案は原案のとおり認定することに決しました。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(西尾隆久君) 次に、日程第12 議第52号 平成26年度土岐市国民健康保険特別会計決算の認定について討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。 1番 小関篤司君。  〔1番 小関篤司君登壇〕 ◆1番(小関篤司君) それでは、議第52号 平成26年度土岐市国民健康保険特別会計決算の認定について、反対討論を行います。 医療保険制度の安定的で持続可能な運営のためには、保険料負担軽減や診療報酬引き上げなどを行うことが重要です。それには、国民健康保険の国庫負担5割は必要ですが、実際には国庫支出金が歳出合計の2割程度、保険料給付費の3割程度しか支払われていないことは大変大きな問題です。さらに、委員会の中で、加入者のうち減免を受けている方が6割と、多くが所得の低い方の国民健康保険では、保険料の引き下げを行うことが重要です。このことは、岐阜県の日本共産党議員団で行う政府交渉において、十分負担を行っていただくように要求してまいります。 そういった状況の中で、前期高齢者の窓口負担が平成26年4月2日以降70歳になる方から2割に引き上げられました。これ以上の窓口負担増をやめて、誰もが安心して医療を受けられるようにしなくてはなりません。毎年の保険料引き上げと70歳の窓口負担増を盛り込んだこの決算認定には反対をいたします。 ○議長(西尾隆久君) 3番 水野哲男君。  〔3番 水野哲男君登壇〕 ◆3番(水野哲男君) それでは、議第52号 平成26年度土岐市国民健康保険特別会計決算の認定について、委員長報告に対する賛成討論を行います。 決算の認定は、現行制度に照らし適正、的確に予算執行がなされたかどうかで判断すべきものと理解をしております。本市の国民健康保険特別会計でありますが、先日の第1常任委員会においても慎重に審査が行われ、私は平成26年度当初予算に基づき適正に会計処理がなされているものと判断をいたしました。 平成26年度は保険料を値上げしたものの、基金からの繰り入れを行い、繰越金などを除いた実質単年度収支では赤字となっており、非常に厳しい財政状況が続いております。そのような中で特定健診や人間ドックという任意の保健事業も実施しており、被保険者の健康維持にも取り組んでいます。 今後もさらに厳しい財政状況が続くと思われますが、本市の国保の健全運営を維持し、引き続き保険料の収納率向上と健診事業等による被保険者の健康維持により一層努力していただくことを要望いたしまして、賛成討論とさせていただきます。以上です。 ○議長(西尾隆久君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西尾隆久君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成・反対の投票ボタンを押してください。 投票を終結します。 投票結果を報告いたします。投票総数17人、賛成16人、反対1人。 賛成多数であります。よって、議第52号議案は原案のとおり認定することに決しました。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(西尾隆久君) 次に、日程第13 議第53号 平成26年度土岐市自動車駐車場事業特別会計決算の認定について、討論を行います。 ただいまのところ、討論の通告はありません。 討論はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西尾隆久君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成・反対の投票ボタンを押してください。 投票を終結します。 投票結果を報告いたします。投票総数17人、賛成17人。 賛成全員であります。よって、議第53号議案は原案のとおり認定することに決しました。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(西尾隆久君) 次に、日程第14 議第54号 平成26年度土岐市介護保険特別会計決算の認定について討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。 1番 小関篤司君。  〔1番 小関篤司君登壇〕 ◆1番(小関篤司君) それでは、議第54号 平成26年度土岐市介護保険特別会計決算の認定について、反対討論を行います。 介護サービスが施設から住宅へとサービス提供の割合が移っており、特別養護老人ホームなどの不足から老人保健施設への代替となり、デイサービスやショートステイで入所を待つという状況が常態化しています。介護は、家族では難しく、仕事や生活の大きな負担になることから、それにかわって社会が担っていくことが求められています。医療、介護総合法は、多くの高齢者を介護サービスの対象から除外し、入院患者の追い出しをさらに強化するなど、公的介護、医療保障を土台から崩す大改悪です。 介護予防サービス給付費は、介護保険で給付している予防サービスの決算でも、要支援1・2で前年度より275人も認定を受けている人がふえているのに、111万7,000円も給付費は減っています。福祉用具の諸経費では11万1,000円の減、訪問介護や通所介護では562万5,000円も利用が減っています。さらに、要支援1・2の軽度介護利用者の掃除や買い物、食事の支度など、生活支援についてヘルパーさんが行うのではなく、自立意欲の向上を図るために一緒にやってもらったり、かごつきの歩行車で買い物に行ってもらったりと、保険給付による介護サービスを自助・自立を盾に抑制しようとしております。 高齢者が病気やけが、認知症によって要支援状態になるのに、意欲さえあれば困難がなくなると決めつけるのは大きな問題です。要支援者への介護予防給付費では、当初予算より18.7%の不用額を出しています。自助・自立を強要し、サービス切り捨てによる給付費削減こそ国の制度改定の本質です。 以上のことから、新給付事業の指針となるガイドラインに基づく予算執行には賛成することができません。 ○議長(西尾隆久君) 3番 水野哲男君。  〔3番 水野哲男君登壇〕 ◆3番(水野哲男君) それでは、議第54号 平成26年度土岐市介護保険特別会計決算の認定について、委員長報告に対する賛成討論を行います。 介護保険は、平成12年4月のスタート以来、在宅サービスを中心にサービス利用が急速に拡大するなど、介護保険制度は老後の安心を支える仕組みとして定着してきております。 国では、制度の定着とともに介護保険の総費用が増大し、制度の持続可能性が課題となっている背景を受け、ことし4月から介護保険制度が改正されたところです。超高齢化社会を迎える中、地域包括ケアシステムの確立に向けた持続可能な制度と介護保険サービスの基盤強化が今後も期待されるところです。 決算の認定は、現行制度に照らし、適正・的確に予算執行がなされたかどうかで判断すべきものと理解しております。先日の第1常任委員会においても慎重に審査が行われ、私は平成26年度当初予算に基づき適正に会計処理がなされているものと判断いたしましたので、本議案には賛成をいたします。以上です。 ○議長(西尾隆久君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西尾隆久君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成・反対の投票ボタンを押してください。 投票を終結します。 投票結果を報告いたします。投票総数17人、賛成16人、反対1人。 賛成多数であります。よって、議第54号議案は原案のとおり認定することに決しました。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(西尾隆久君) 次に、日程第15 議第55号 平成26年度土岐市農業集落排水事業特別会計決算の認定についてから日程第17 議第57号 平成26年度土岐市・瑞浪市障害者総合支援認定審査会特別会計決算の認定についてまでの3件について、一括して討論を行います。 ただいまのところ、討論の通告はありません。 討論はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西尾隆久君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本3件に対する委員長の報告は、認定であります。 本3件は、委員長の報告のとおり決することに賛成・反対の投票ボタンを押してください。 投票を終結します。 投票結果を報告いたします。投票総数17人、賛成17人。 賛成全員であります。よって、議第55号議案、議第56号議案及び議第57号議案は原案のとおり認定することに決しました。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(西尾隆久君) 次に、日程第18 議第58号 平成26年度土岐市後期高齢者医療保険特別会計決算の認定について討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。 1番 小関篤司君。  〔1番 小関篤司君登壇〕 ◆1番(小関篤司君) それでは、議第58号 平成26年度土岐市後期高齢者医療保険特別会計決算の認定について、反対討論を行います。 昨年4月から、75歳以上が加入する後期高齢者医療保険制度の4回目の保険料改定が行われ、新しい保険料となりました。これは、高齢者1人当たりの医療費の増大や、若年人口の減少により75歳以上の高齢者が保険料として負担する割合がさらに引き上げられることになりました。高齢者への保険料負担増窓口負担増を強いるこの決算には反対いたします。年齢による差別医療と言える後期高齢者医療保険制度は、一刻も早くやめるべきだと考えます。 ○議長(西尾隆久君) 3番 水野哲男君。  〔3番 水野哲男君登壇〕 ◆3番(水野哲男君) それでは、議第58号 平成26年度土岐市後期高齢者医療保険特別会計決算の認定について、委員長報告に対する賛成討論を行います。 決算の認定は、現行制度に照らし、適正・的確に予算執行がなされたかどうかで判断すべきもので、制度のよしあしを議論することは避けるべきだと考えております。先日の第1常任委員会において慎重に審査が行われ、平成26年度当初予算に基づき適正に会計処理がなされているものと判断をいたしました。 最後に、保険料の収納率向上と健診事業により一層の努力をしていただくことを要望いたしまして、賛成討論といたします。以上です。 ○議長(西尾隆久君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西尾隆久君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成・反対の投票ボタンを押してください。 投票を終結します。 投票結果を報告いたします。投票総数17人、賛成16人、反対1人。 賛成多数であります。よって、議第58号議案は原案のとおり認定することに決しました。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(西尾隆久君) 次に、日程第19 議第59号 平成26年度土岐市病院事業会計決算の認定について、討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。 16番 山内房壽君。  〔16番 山内房壽君登壇〕 ◆16番(山内房壽君) 議第59号 平成26年度土岐市病院事業会計決算の認定について、決算認定に対する反対討論を行います。 本議案は、総合病院の決算について審議を行うものであります。 平成26年度土岐市病院事業会計決算は、純損失が前年度3.4倍の5億9,929万746円であります。国の地方公営企業会計制度の見直しによる引当金が1億4,000万あるものの、大幅な赤字増であります。また、一般会計から10億8,884万円繰り入れております。決算認定は、議会が認定した予算に基づいて予算執行が適正になされているのか、また歳入に対する歳出が大幅に超過した場合、その原因を慎重に審議し、決算認定の可否を決するのが議会に与えられた責任であります。大幅な純損失決算を認定するということは、議会が病院の赤字を承認したということであります。今後、議会は市民に対し、認定した説明責任が発生いたします。 今回の損失に対しては、正当な事由があると思いますが、認定せざるべき説明、議論が不足しているように思います。第1常任委員会の病院決算認定の審議で、赤字大幅増の要因はとの質疑に対し、医師不足との答弁でした。医師不足につきましては、当初予算時に想定されておりました。 また、医師数、患者数が減少の中、看護師数が増加しているのに対し、土岐市老人保健施設やすらぎの入所利用率低下については、職員不足が原因との答弁でありました。総合病院事業の当初予算に対し、医業収益の執行率が73.8%であるのに、医業費用は執行率83.5%と、収益に対し費用が大幅に超過しております。 病院関係者の方々の努力は認めるものの、大幅な純損失と費用超過に対する説明審議が十分尽くされていないこと、また監査委員が平成25年度に引き続き、赤字の要因は主に医師不足のために生じる採算性の悪化などにあるとされているが、この問題は病院運営上極めて重要な問題で、公営企業としての事業の経済性や継続性が担保されているとは言いがたい状況にあるということになる。まず病院離れの原因となっている問題の解決を最優先課題とする取り組みが必要になっているとの指摘、本年度の経営状況、病院事業改革プラン策定のおくれなどを踏まえ、平成26年度土岐市病院事業会計決算の認定については反対いたします。 ○議長(西尾隆久君) 3番 水野哲男君。  〔3番 水野哲男君登壇〕 ◆3番(水野哲男君) それでは、議第59号 平成26年度土岐市病院事業会計決算の認定について、委員長報告に対する賛成討論を行います。 皆さんご承知のとおり、土岐市立総合病院は土岐市の医療の中核を担う基幹病院であります。高度・専門的な急性期の患者を中心とした治療や、回復期や慢性期の治療、2次病院として取り組む救急医療や、在宅での生活を希望される方への訪問診療や訪問看護、さらに健康診断や人間ドックなどの予防医療に加え、土岐市老人保健施設やすらぎを併設することによる入所及び通所の介護サービスの提供等、医療や介護を通じて小児から高齢者に至るまでの土岐市民の安心・安全を支えております。 昨今の地方の中小病院に共通した課題である医師不足が原因で、昨年度は一部の診療科について患者の受け入れができないなど、患者数の減少により大幅な赤字を計上しております。公営企業として赤字縮減に向けた経営改善はもとより、中核病院として医師確保に努め、医療機能の回復や充実を図り、市民の安心・安全を担保していくことは喫緊の課題であります。 しかしながら、決算については、昨年度の指示事項等が正確に修正されており、明細書との突合も適正であったと審査意見書にもあるとおり、営業成績はよくありませんが、決算書の内容自体に不正等の問題があるわけではなく、適正に処理されており、第1常任委員会の審査結果を尊重し、認定すべきものと考えます。総合病院の経営改善等については、引き続き努力をされることを要望いたしまして、賛成討論といたします。以上です。 ○議長(西尾隆久君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西尾隆久君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成・反対の投票ボタンを押してください。 投票を終結します。 投票結果を報告いたします。投票総数17人、賛成13人、反対4人。 賛成多数であります。よって、議第59号議案は原案のとおり認定することに決しました。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(西尾隆久君) 次に、日程第20 議第60号 平成26年度土岐市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、討論を行います。 ただいまのところ、討論の通告はありません。 討論はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西尾隆久君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決及び認定であります。 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成・反対の投票ボタンを押してください。 投票を終結します。 投票結果を報告いたします。投票総数17人、賛成17人。 賛成全員であります。よって、議第60号議案は原案のとおり可決及び認定することに決しました。 ○議長(西尾隆久君) ここで暫時休憩いたします。 午前11時14分休憩 ―――――――――――――――――――――――― 午前11時14分再開 ○議長(西尾隆久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(西尾隆久君) お諮りいたします。ただいま休憩中に、市長 加藤靖也君から議第61号 土岐市職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例について及び議第62号 土地の取得についての2件が提出されました。 この際、これを日程に追加して、議題といたしたいと思います。 これにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西尾隆久君) ご異議なしと認めます。よって、議第61号 土岐市職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例について及び議第62号 土地の取得についての2件を日程に追加し、議題とすることに決しました。 ここで暫時休憩します。 午前11時15分休憩 ―――――――――――――――――――――――― 午前11時16分再開 ○議長(西尾隆久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 本2件について、提案理由の説明及び議案の説明を求めます。 市長 加藤靖也君。  〔市長 加藤靖也君登壇〕 ◎市長(加藤靖也君) それでは、本日追加提案をいたします案件につきまして、その概要をご説明いたします。 ご審議をお願いいたします案件は、条例関係1件、その他の案件1件、合計2件でございます。 初めに、議第61号 土岐市職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例については、被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い、この条例を定めようとするものでございます。 次に、その他の案件につきましてご説明いたします。 議第62号 土地の取得については、土岐市曽木町字君ケ塔1251番1ほか7筆、面積7,919.64平方メートルを、岐阜県土岐市曽木町住久保1262番地、曽木温泉株式会社湯本館、代表取締役 川本輝代から3,790万円で取得しようとするものでございます。 詳細につきましては、これより担当部長がご説明いたしますので、よろしくご審議の上、適切なる議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(西尾隆久君) 総務部長 加藤淳司君。  〔総務部長 加藤淳司君登壇〕 ◎総務部長(加藤淳司君) よろしくお願いいたします。 追加で配付させていただきました議案集1ページをお願いいたします。 議第61号 土岐市職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例についてご説明をいたします。 土岐市職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例を別紙のように定めるものとする。 提案理由といたしましては、被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い、この条例を定めようとするものでございます。 今回の改正は、消防吏員を含む特定警察職員等の定義を定める引用法令が地方公務員等共済組合法から厚生年金保険法に変更になったことに伴い、条文の整備を行うものでございます。 2ページをお願いいたします。 あわせて追加提案分の新旧対照表もご参照願います。 附則第2条中、地方公務員等共済組合法附則第18条の2第1項第1号を、厚生年金保険法附則第7条の3第1項第4号に改める。 附則は、この条例の施行日に関する規定でありまして、平成27年10月1日から施行するものであります。以上でございます。 続きまして、議案集の3ページをお願いいたします。 議第62号 土地の取得についてご説明いたします。 市は、次のとおり土地を取得しようとするものとする。 1.土地の表示は、土岐市曽木町字君ケ塔1251番1ほか7筆、地目は山林ほかでありまして、面積は7,919.64平方メートルでございます。 2.取得金額は、3,790万円でございます。 3.相手方は、岐阜県土岐市曽木町住久保1262番地、曽木温泉株式会社湯本館、代表取締役 川本輝代であります。曽木公園用地として賃貸借契約をしていた当該土地を取得することにより、今後の円滑な公園運営を図るものでございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(西尾隆久君) ここで暫時休憩いたします。 質疑のある方は、休憩中に通告書を提出してください。 午前11時21分休憩 ―――――――――――――――――――――――― 午前11時22分再開 ○議長(西尾隆久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより議第61号議案及び議第62号議案に対する質疑を行います。 ただいまのところ、質疑の通告はありません。 質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西尾隆久君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま質疑の終結いたしました議第61号議案及び議第62号議案については、会議規則第37条第1項の規定により、別紙議案付託表のとおり第1常任委員会に休憩中の審査を付託します。 ここで暫時休憩いたします。 午前11時22分休憩 ―――――――――――――――――――――――― 午後 0時59分再開 ○議長(西尾隆久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議第61号 土岐市職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例について及び議第62号 土地の取得についての2件につきましては、先ほど第1常任委員会に休憩中の内部審査を付託してありますので、その結果について委員長の報告を求めます。 第1常任委員長 後藤久男君。  〔第1常任委員長 後藤久男君登壇〕 ◆第1常任委員長(後藤久男君) 第1常任委員会委員長報告を申し上げます。 本日の本会議におきまして、我々第1常任委員会に休憩中の審査を付託されました案件につきまして、先ほど委員会を開き、慎重に審査を行いましたので、その経過と結果についてご報告申し上げます。 初めに、議第61号 土岐市職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例について執行部から説明があり、本件については原案のとおり可決すべきものと全会一致で決しました。 次に、議第62号 土地の取得について執行部から説明があり、取得金額の算定根拠はとの質疑がなされ、執行部から不動産鑑定士による鑑定評価額に基づくものである旨の答弁があり、本件については原案のとおり可決すべきものと全会一致で決しました。 以上が私たち第1常任委員会の審査結果でございます。何とぞ私たち委員会の審査結果にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長の報告といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(西尾隆久君) ここで暫時休憩いたします。 ただいまの委員長報告に質疑のある方は、休憩中に通告書を提出してください。討論についても同様にお願いいたします。 午後 1時02分休憩 ―――――――――――――――――――――――― 午後 1時02分再開 ○議長(西尾隆久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより、委員長報告に対する質疑に入ります。 ただいまのところ、質疑の通告はありません。 質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西尾隆久君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(西尾隆久君) これより、議案を分割して討論・採決を行います。 初めに、議第61号 土岐市職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例について討論を行います。 ただいまのところ、討論の通告はありません。 討論はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西尾隆久君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成・反対の投票ボタンを押してください。 投票を終結します。 投票結果を報告いたします。投票総数17人、賛成17人。 賛成全員であります。よって、議第61号議案は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(西尾隆久君) 次に、議第62号 土地の取得について討論を行います。 ただいまのところ、討論はありません。 討論はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西尾隆久君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成・反対の投票ボタンを押してください。 投票を終結します。 投票結果を報告いたします。投票総数17人、賛成17人。 賛成全員であります。よって、議第62号議案は原案のとおり可決されました。 ここで暫時休憩いたします。 午後 1時04分休憩 ―――――――――――――――――――――――― 午後 1時04分再開 ○議長(西尾隆久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(西尾隆久君) お諮りいたします。ただいま休憩中に、楓 博元君から議員提出第6号 土岐市議会会議規則の一部を改正する規則についての動議が提出されました。楓 博元君の動議は、所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしております。 この際、本動議を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。 これにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西尾隆久君) ご異議なしと認めます。よって、この際本動議を認定に追加し、議題とすることに決しました。 ここで暫時休憩いたします。 午後 1時05分休憩 ―――――――――――――――――――――――― 午後 1時06分再開 ○議長(西尾隆久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 本件について、提案理由の説明を求めます。 12番 楓 博元君。  〔12番 楓 博元君登壇〕 ◆12番(楓博元君) 議員提出第6号 土岐市議会会議規則の一部を改正する規則について、提案理由の説明を申し上げます。 追加議案をごらんいただきたいと思います。 今回の規則改正は、近年の男女共同参画の状況に鑑み、本市議会においても男女共同参画を考慮した議会活動を促進するため、本規則中、会議への欠席に関する規定(第2条)及び委員会への欠席に関する規定(第91条)の一部を改正するものであります。 施行期日につきましては、附則に公布の日からと定めるものであります。 地方自治法第112条及び土岐市議会会議規則第14条の規定により、後藤久男君、加藤淳一君の賛同を得まして、所定の手続により提出をさせていただくものであります。 以上でございます。よろしくご賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(西尾隆久君) ここで暫時休憩いたします。 質疑のある方は、休憩中に通告書を提出願います。 午後 1時08分休憩 ―――――――――――――――――――――――― 午後 1時08分再開 ○議長(西尾隆久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより、本件に対する質疑に入ります。 ただいまのところ、質疑の通告はありません。 質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西尾隆久君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となり質疑の終結いたしました議員提出第6号議案については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。 これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西尾隆久君) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員会付託を省略することに決しました。 続いてお諮りいたします。本件は討論の後、直ちに採決いたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西尾隆久君) ご異議なしと認めます。 ここで暫時休憩いたします。 討論のある方は休憩中に通告書を提出願います。 午後 1時09分休憩 ―――――――――――――――――――――――― 午後 1時09分再開 ○議長(西尾隆久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいまのところ討論の通告はありません。 討論はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西尾隆久君) 討論なしと認め、討論を終結し、直ちに採決いたします。 本件は、原案のとおり決することに賛成・反対の投票ボタンを押してください。 投票を終結します。 投票結果を報告いたします。投票総数17人、賛成17人。 賛成全員であります。よって、議員提出第6号議案は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(西尾隆久君) ここでお諮りいたします。 お手元に配付いたしてありますとおり、第1、第2各常任委員長より、閉会中の継続調査の申し出がありました。この際、第1常任委員会及び第2常任委員会の閉会中の継続調査について日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西尾隆久君) ご異議なしと認めます。よって、第1常任委員会及び第2常任委員会の閉会中の継続調査について日程に追加し、議題とすることに決しました。 第1常任委員会及び第2常任委員会の閉会中の継続調査についてを議題といたします。 第1、第2各常任委員長から常任委員会の所管事項について調査するため、会議規則第111条の規定により、次期定例会までの期間、閉会中の継続調査の申し出がありました。 お諮りいたします。委員長の申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西尾隆久君) ご異議なしと認めます。よって、本件については、委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査に付することに決しました。 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 これをもちまして、平成27年第4回定例会を閉会いたします。 閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 今期定例会は、8月24日の初日以来、33日間にわたり、補正予算を初め条例関係議案及び決算認定議案など提案されました重要案件を終始熱心に慎重審議され、全議案を議了して閉会できましたことに対して厚く御礼申し上げます。執行部の皆様方におかれましては、審議過程での意見等を十分に尊重され、それぞれの立場で本市発展のために一層ご尽力をお願いいたしまして、閉会のご挨拶にかえさせていただきます。 ここで、市長よりご挨拶をお願いいたします。  〔市長 加藤靖也君登壇〕 ◎市長(加藤靖也君) 閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 まずは、提案させていただきました全議案とも原案可決または同意をいただき、まことにありがとうございました。 さて、新聞報道やホームページなどでもう既にご存じの方もおられると思いますが、土岐市では美濃焼をふるさとの名物として応援宣言させていただきました。このふるさと名物応援宣言とは、市町村において地域を挙げて支援を行うふるさと名物を特定し、地域ブランドの育成、強化を図り、地域の売り上げや雇用の増大、地域経済の好循環につなげていくため情報発信を促進する制度です。また、これにより、関連の地域資源活用事業について補助金が優先的に採択されることになります。 今後、市では産業振興課美濃焼振興室を中心に、商工会議所や工業組合、商業組合、観光協会等とも連携し、販売促進、美濃焼のイベント事業、イベント支援、販売促進事業、PR事業、ブランディング事業など包括的な支援を展開してまいりたいと考えております。議員各位におかれましては、今後ともご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会に当たってのご挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(西尾隆久君) これにて散会いたします。大変ご苦労さまでございました。 午後 1時15分閉会 ―――――――――――――――――――――――― 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。  土岐市議会議長  西尾隆久       議員  各務和彦       議員  和田悦子...